moflのリア充への道

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最近見たアニメ

ヤング・ブラック・ジャック

2015年10月期
言わずと知れた天才外科医の物語「ブラックジャック」の過去編。
本家ブラックジャックは見たことがなかったのだが、さすが名作の過去編だけあり、見応えは十分だった。
数々の窮地を乗り越えながら、困難なオペをいとも簡単に成功させる様は見ていて爽快。
終盤、ドクター・キリコとタッグを組んでのオペは特に引き込まれた。
本家もぜひ見てみたい作品。

評価:A(常に命の危険を伴うハラハラしたストーリー、天才主人公の華麗なオペ)

ノラガミ第二期

2015年10月期
2014年1月期にやっていたノラガミの続編。
第一期の出来が非常に良く、その後、続きが気になってコミックスを読んでいた程。
そのため、第二期は内容が分かっていた上で見たのだが、アニメで見るとまた面白い。
前半は毘沙門天、後半は恵比寿が中心の話だったが、どちらも、微妙なバランスで成り立っている神と神器の関係性をうまく描いたストーリーに、どんどん引き込まれていく。
第一期の回想が一切なく、ひよりの幽体離脱の説明なども一切なしと、第一期を見ていないとついていけない内容になっているのは少し驚いた。
尺をギリギリまで使って表現しようとストイックになったのかも知れない。
第一期からしばらく期間が空いていたのは、グッズ等があまり売れなかったためだろう。
しかし、期間を空けて第二期をやったのは、人気が出ているために他ならない。
ようやく世間が面白さに気付いた、実力のある作品。

評価:A(文中で述べたが、何とも言えない引き込みの強いストーリー)

終物語

2015年10月期
言わずと知れた西尾維新物語シリーズファイナルシーズン。
物語シリーズは、一言で言えば、癖の強い濃厚なサスペンス。
これまでのシリーズは、キャラクターの魅力と掛け合い、掴みどころのない不思議なストーリーを中心に展開されていたように思うが、今回の終物語は、完全にサスペンス中心の内容だった。
そのため、常に先が気になる不思議調なストーリーに終始引き込まれたまま、楽しんで見れた。
原作はまだ全部読んではいないが、アニメと比較すると思っている以上にかなり省略されており、もはや別物と言っても良いくらい。
なので、ここではあくまでアニメ本編の評価に留めることとする。

評価:A(癖の強い濃厚なサスペンス)

ToLoveるダークネス2nd

2015年7月期
言わずと知れたToLoveるシリーズの続編。
なんか人気シリーズの続編ばかり見ていることに気づく。

ToLoveるは、初期、もっと、ダークネスと続き、今回が第四期にあたるわけだが、女性キャラの魅力はかなり出し尽くした感があり、また、ハーレムラブコメラッキースケベの描写は大分完成されていて、面白いと言うよりは、冷静に芸術品を見ているような印象。ストーリーはかなりシリアス路線で、最終的に金色の闇を救う内容となるのだが、なんと1クールで終わったものの次回予告があり、二ヶ月後くらいに特番で続きをやるという異例の形式だった。
リアルタイムで見ていないので当然そんなことには気づかず、結局、1クールの分しか見ていない。
エロの描写はさすがの一言だが、第三期の評価と同様に、ハーレムラブコメとしては、第一期から第二期のほうが新鮮で面白かった。安定期に入った長寿アニメなので高い評価はしづらいところ。

評価:B(安定したハーレムラブコメ要素)

俺がお嬢様学校に庶民サンプルとしてゲッツされた件

2015年10月期
ラノベ原作のハーレムラブコメ作品。
とある理由でお嬢様学校へ転校した主人公が、世間を知らないお嬢様たちに、庶民の暮らしをレクチャーしたり、文化を体験してもらうという内容。
主人公を取りまく4人のお嬢様が非常に個性的で、主人公とのやり取りが面白く、ハーレムラブコメ要素や、異世界モノではお決まりの、カルチャーショック的な王道展開など、楽しめる要素が多い。
原作は1巻発売当時からずっと買っており、ラノベの中でもかなり面白い作品なので、いつかはアニメすると思っていた。
とは言え、絶対選択肢同様、ギャグ路線が強い、無理やり1クールに収めた低クオリティな作品になっていしまっている。

ラノベは、SAOや魔法科高校の劣等生など、有名な作品でない限り、アニメ化してもクオリティが低くなってしまうのが残念なところ。
それでも、全体的に原作のイメージを壊さず、見ていて面白かったのは、原作のクオリティが高かったからだと思う。
また、九条みゆきの秘密など、しっかりと伏線を残しているのも良い。気になった人が原作を読んでくれれば嬉しいと思う。
評価はもちろんアニメ本編の評価なのでB。ちなみに原作は文句なしのA評価だ。

評価:B(ハーレムラブコメ要素、カルチャーショック的王道要素)

学戦都市アスタリスク

2015年10月期/2016年4月期
ラノベ原作のハーレムラブコメ作品。
書店のラノベコーナーで目立つ位置に並べられ、よく目にしていたタイトル。
人気があるだけに、グラッフィック、内容ともにアニメの完成度が高く、分割2クールでボリュームも十分。
ラノベからのアニメ化は当たり外れがあるが、本作品は間違いなく当たりだろう。

ハーレムラブコメ作品とは言ったが、ハーレムラブコメ要素はそこまで多くなく、メインは学園モノであり、その中で決闘を申し込まれたり、大会に出場してのバトルシーンが見どころとなる。
学園には学園内の序列があり、バトル漫画の王道をしっかり押さえている。
しかも、第一話でいきなり序列表が出て、一位は見えないものの、二位が主人公がよく知る人物であることが分かるという粋な演出。
序列一位のキャラも割とすぐに登場したのには驚いたが、他の学園にさらに強い生徒がいたりするので、出し惜しみは必要ないのだろう。
2クール目は他学園の生徒も交えての大会。主人公のリミッターが解除され、強力な力で敵を倒す様は見ていて爽快。主人公の姉の存在が見え隠れする伏線もチラホラ出て、ストーリーの引き込みは十分。
大会はもちろん主人公が制することになるが、ラストはまだまだ先と思われていた姉とのまさかの再開。
そして、更に強力なライバルや、新たなる大会への出場を決めたところで終わる。
続きが気になるので原作を読んでみたい。

評価:A(ストーリー引き込み、バトル漫画の王道要素、綺麗なグラフィック、伏線)

蒼穹のファフナーEXODUS

2015年1月期/2015年10月期
突如、日本に現れた未確認生物から人類を守るべく、人型兵器に乗って戦うロボットアクション作品。
どこか無限のリヴァイアスを思い出す絵のタッチが好みだったので見てみた。

第一話のAパートはいきなり回想シーン。未確認生物に襲われ撃退するも、圧倒的な力の前に絶望する。
そして、Bパートは平和な数年後を描き、終盤で過去に出てきた敵が襲来するという構成。
一見して良く出来ている構成だが、いきなり回想シーンから始まるのは分かりにくい。
また、キャラの顔が似過ぎていて判別しづらく、そもそも、各キャラクターを印象付けるストーリーになっていないため、全く話が頭に入ってこない。
AパートのBGMはピアノ曲を使用。四月は君の嘘で使われていたクラシック曲だったのだが、エヴァンゲリオンの前例があるので、少々胡散臭い印象。物語全般的に、意味深な表現が多く、なにか深いことを伝えようとしている感じがあるのだが、それらが余計に胡散臭い印象を強めている。
そのため、正直序盤の引きは弱い。
しかし、新パイロットの追加と、迫力のある戦闘シーンにより、5話くらいから引きが強くなってくる。
本作品は分割2クールなのだが、分割2クールの作品はスロースタートな作品が多い。
終盤は、真壁一騎皆城総士の圧倒的な戦闘能力や、カノンによるリアルな未来予知
そして、パイロットが的になぶり殺される残虐なシーンなど、インパクトの強い見応えのあるシーンが続く。
さすがにこの時点はかなり引き込まれており、2クール目は楽しんで見れた。

序盤に説明不足な印象が強く、2クール目に新登場した人物を見て、みんなが「おかえり」と言っていたことなど、まるで前作があるような表現が多々あったが、調べてみると12年前に第一期が放送されていたらしい。これで全てに納得がいった。
12年前の2004年と言えば、創聖のアクエリオン蟲師がやっていた頃、どうやらアニメの黄金期だったらしい。その後、劇場版も作られたらしく、かなりのビックタイトルだったようだ。

昨今のアニメにはない強烈なインパクトのある作品だったので、ぜひ、前作や劇場版も見てみたい。

評価:A(ハッピーエンドが見えない絶望感のあるストーリー、綺麗なグラフィック、迫力のある戦闘シーン、残虐なシーン)