最近見たアニメ
ノラガミ
ちょっと変わった神様が人間と共に暮らしていく物語。
放映前、サイトを見た印象ではちょっと暗い印象で、変わった感じのシュールな作品かなと思っていたが、いざ見てみると、各神たちのキャラが良く、ストーリーを絡めた人間模様にどんどん引き込まれていく。
そして、本作品の見どころの一つ、禊のシーンのインパクトが非常に大きく、見終えたあともしばらく余韻が残っていた。
そして、思わずコミックスを全巻読破してしまった。
アニメは原作とは違う部分が多く、後半はオリジナルストーリーだったので、アニメを見た後、原作を見てもかなり楽しめた。
評価:7(原作は8)
ウィザード・バリスターズ弁魔士セシル
魔法が使える世界での弁護士が主人公の物語。
美少女キャラクター+色気の要素があるが、ストーリー自体はよく出来ていて、続きが気になり、一気に見てしまった。
やはり見どころはラスト。天刀もよのミステリアスな部分が良い感じに伏線になっていて良かった。
ストーリーは良かったがキャラが若干薄かったので、評価は6。
評価:6
ノーゲーム・ノーライフ
達人クラスにゲームの上手い兄弟が、異世界に飛ばされ、様々な種族とゲームで陣地争いをする物語。
絵のタッチが非常に独特で、異世界らしさが良く出ている。
異世界でのゲームバトルは、よく出来たルール、駆け引き、展開が非常に面白く、かなり引き込まれる。
特に終盤のオセロとFPSは秀逸だった。
ステフとのやり取りがかなりギャグなのと中途半端なお色気がマイナス要因だが、それを補って余るくらいストーリーが面白かったので、評価は7。
結局、陣地争いは途中で終わってしまったので、原作で続きを読みたいところ。
評価:7
いなり、こんこん、恋いろは
いなり神社の一人娘と、神様や神使を描いた物語。
少し前にやっていたぎんぎつねと被る印象だが、ぎんぎつねが非常に良かったので期待して見る。
同じいなり神社で絵のタッチも似ていたが、作風は全然違った。
神社の神様である「うか様」が徐々に地を出していき、どんどん可愛いくなる様が良かった。
うか様と兄とのやり取りや、主人公とすみぞめ、けいこちん、マルちゃんのやり取りも非常に良かった。
ほのぼのとしたストーリーながら非常に引き込まれ、続きが気になって、あっという間に見てしまった。
強いて言えば、ラストが駆け足だったのが残念だった。
主人公が神の力を失い、うか様が見えなくなるのだが、思いの他あっさりしており、感動に浸る余韻がない。
また、なんだかんだでうか様が見えるようになってハッピーエンドを想像していたのだが、普通に見えない上に、そのことについて触れる間もなく終わってしまった。
最後のカットが「おしまい」の4文字だったのが、妙に切なかった。
OVAも見たが、OVAはうか様が見えなくなった後ではなく、うか様が見える時代のサイドストーリー。内容は普通に面白いが、少し物足りなかった。
ラストシーンで、主人公の視野に鳥居に座るうか様が映らなかったので、ラストシーンだけは、うか様が見えなくなった後の時間軸だったものと思われる。
原作はまだ続いているので、うか様が見えなくなった後のストーリーが非常に気になるところ。
評価:7