最近見たアニメ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア
2017年4月期
ダンジョン探索アニメ、ダン間違の第二期。
第一期が面白かったので見てみたが、第一期がベルを中心とした話なのに対し、第二期は剣姫が所属する大型ギルド、ロキ・ファミリアの視点で進むので、同じ世界、同じ時間軸でありながら、全く違う作品のように楽しめる。
その中でベルと遭遇する第一期と重なるシーンも少しあり、第一期を見たファンならではの楽しみもある。
全体的にはやはりSAOっぽい展開で進んでいくので、ダンジョン攻略が面白い。ラストはレベルの高い敵とのギリギリの戦闘で見応えあり。
つい最近見たさえたや、今触れたSAOもそうだが、ラノベで人気が出た作品のアニメ化は手堅く面白い。
ベルとロキ・ファミリアの今後も気になるので、ぜひとも第三期をやってもらいたい作品。
DIVE!!
2017年7月期
タイトル通り、飛び込み競技を題材にしたアニメ。初めて見た飛び込みに憧れた、非凡な主人公知季が、飛び込みを始め、その才能を徐々に開花し、成長していくサクセスストーリー。
飛び込みの競技があることを知らなかったので、free!のような水泳ものかと思っていた。しかし、見てみるとこの競技は非常に面白い。
free!のような団体戦ではなく、全ては個人戦であり、試合では規定回数の飛び込びを行い、トータルの点数で勝負が決まる。難度の高いテクニックを使うことで高得点となるため、競技的にはフィギアスケートに近い。
ストーリーもよく出来ており、中学生組の仲違い、弟に彼女を取られる点など、なかなか目が離せない内容で、それを乗り越えて強くなる姿も良い。また、沖津と徐々に仲良くなっていくシーンも良い。最初、寡黙だった沖津が、知季と公園でいきなりベラベラ話し出すシーンは少々不自然で、古臭い陳腐さを感じたのだが、後々のストーリーを見ていると、それも自然に見えてくる。沖津のキャラが本作品において、かなりの魅力になっているように思う。
知季の台詞もなかなか良く、「日常の枠を越えたい」という台詞はルーチン生活をしている社会人としては共感しやすい。また、「試合で一番になりたい」という台詞は、以前、格ゲーでトップを目指して練習していた頃の情熱を思い起こさせるものだった。
スポ根系のアニメを見ていて思うのは、勝利を求める強い情熱や試合の緊張感などに共感出来るということ。勝負の世界に身を置いた生活は、何より有意義だと思う。
最後は、かなり急ぎ足な展開で終わってしまったが、沖津がアメリカへ行った後の展開など、続きが非常に気になる作品。
やはりスポ根にハズレ無し。スポ根の中でも特に見やすいオススメ作品と言えるだろう。
最近見たアニメ
冴えない彼女の育てかた♭
2017年4月期
主人公がプロデューサーとなり、ギャルゲーを開発するハーレムラブコメ作品「冴えない彼女の育てかた」の続編。
2年越しの続編ということで、第一期の内容をなんとなくでしか覚えておらず、去年見た「少女たちは荒野を目指す」とテーマや内容が被るので、かなり記憶が混濁した状態で見始めたのだが、すぐに内容を思い出した。
ラブコメは興味がなくなってしばらくしばらく見ておらず、本作品もなんとなく勢いで録画したのだが、久々に見てみたら、いきなり引き込まれる展開に。
第一話は、第一期の振り返り・・・かと思いきや、未公開の過去シーンから始まる。
詩羽と英梨々の出会いシーンなのだが、これが面白くていきなり引き込まれると共に、2年前に見た作品イメージを徐々に思い出してくる。
入りとしては非常に良い。第二期の始めは、大抵、第一期程のインパクトがなく、ファンだけがついてこられる内容になりがちなので、この入りはなかなか優秀だ。
第二話も、終盤に新キャラらしき演出で終わるなど、引きも強い。
出版社が同じなのか、傷物語がそのまま作品に登場し、主人公が阿良々木暦のようなナレーションをする。ファンならでは分かるこういう楽しい演出は良い。
ラスト二話は怒涛の急展開で先がどうなるんだろうと思わせられるが、ラストはしっかり綺麗に終わった。
調べてみると、ラストは原作を改変した内容らしく、1クールに収めるための改変だろう。原作はもう完結しているようだが、まだ4割程シナリオが残っているようなので、続きは原作を買って見てみたい。
いや~、久々のラブコメだったが、やはり楽しい!
そして、加藤のキャラがめちゃめちゃ可愛かった。ラブコメで特定のキャラにグッときたのは久々だ。
原作が売れた有名作品のアニメ化は確実に面白いので、今後もチェックしていきたい。
2017年総括
年始はバタバタしており、年明けて一週間が経過してしまったが、2017年を振り返ってみようと思う。
1月
ぷよクエACのサービス終了が決定し、悔いを残さないようにと、プレイ頻度が上がり、ゲーセン漬けの生活となる。仕事が忙しくなかったので良いタイミングだったと思う。
ぷよクエスマホ版は、召喚士のテクニカルイベント第一弾が来て、彼女と情報交換しながら攻略するのが楽しかった。マルチプレイもよくやっていた。
2月
しゃぶしゃぶを食べ過ぎて、腹痛で失神し、便を漏らす。
失神も、便を漏らすのも初めての経験。
彼女と一緒だったので、落ち込まないように声をかけてくれたのが救いだった。
以降、食べ過ぎに注意するようになる。
3月
ぷよクエスマホ版は召喚士のテクニカルイベント第二弾が来て、今回も彼女と攻略をしながら楽しむ。
ぷよクエACはプレイ出来る最後の月なので、プレイ動画を録画したりした。
4月
1日、と言うか31日の夜は、ぷよクエACマイデータサービスのサーバーが午前4時に終了するため、ゲーセンの閉店時間23:30までプレイした後、急いで帰ってカード画像をパソコンへ保存。午前4時ギリギリまでかかった。
ぷよクエACがなくなったので、注いでいた情熱の矛先を、ぷよクエACスマホ版へ向ける。召喚士のテクニカルイベントがなかなかに高難度でやり甲斐があったので、ちょうどよかった。
プレバトにハマって過去動画を漁っていた。
5月
彼女と群馬へ旅行。
彼女のススメでモンハンXXを始める。
女上司のパワハラ問題を営業へ訴えてようやく解決する。
ぷよクエスマホ版は、リアルタイムバトルがかなりストレスになる。また、モンハン購入により、この頃からマルチプレイはほとんどやらなくなる。
6月
彼女と初のTDSへ。彼女を母と会わせる。
仕事は、本格的にJavaの開発を任されるようになり、キャリアアップのレールに乗る。但し、徐々に残業が増えストレスに。主任から身の丈以上の技術力を期待される。
ネカフェで上着をなくして落ち込む。
7月
34歳にして初めて要件定義に携わる。夢の上流工程だが、難しすぎる上、女上司と相性が悪いため、ストレスに。現場を辞めることを視野に入れる。
彼女と鎌倉によく行くようになり、思い出の場所になる。
彼女の誕生日に指輪とネックレスをプレゼントする。
8月
ぷよクエスマホ版のサブ垢を作る。
彼女と平日デートしてモンハンをやったりするが、徐々にモンハンから離れる。
彼女からの誕生日祝いでフォレストインに宿泊する。
デートの帰りに、必ず腹痛になる謎の現象に悩まされるようになる。
9月
仕事で今の現場との契約を切ることを選択し、今月から別のプロジェクトへ移るが、しばらく作業がない状況が続き、隣が中国人で会話も出来ない状況がストレスになる。
水着を買うが、海やナイトプールに行くタイミングを逃す。
来年の引っ越しへ向けて転職活動を開始。エージェントへ登録し、履歴書準備や面接に追われる。
隣人の騒音問題でストレスになる。
10月
仕事が終わって、33連休に突入。
転職先が決まる。
彼女と京都へ、初の二泊三日旅行。
自宅近くの公園探索。
来年の引っ越しへ向けて、VHSテープを処分すべく、ダウンタウンの番組をHDDへダビングし始める。
その他、普段出来ていないことの棚卸しを行う。
11月
転職後、いきなり仕事が忙しくなり、バタバタする。
クリスマス前なので、久々のねるとんパーティへ行くも、ブランクのため、苦戦を強いられる。
12月
仕事のバタバタが続く中、引越し先の内見、契約でバタバタする。
初期費用で大金を立て替えることで悩み、彼女の無計画さにストレスを覚える。
総括
記事を書く前は、ぷよクエACやぷよクエスマホ版へ、ただただ時間とお金を浪費した一年という印象だったが、こうして書いてみると、結構充実していたように思う。
特に、ぷよクエスマホ版のマルチプレイは1月から4月にかけて、かなり頻繁に彼女とプレイしていた。
仕事については、引っ越しをきっかけに転職をしたが、上司との関係がストレスになっていたので、良いタイミングだったと思う。
全体的に、様々なストレスを抱えた一年だったが、彼女に励ましてもらえたことが救いになっていた。
TDS、群馬旅行、京都旅行など、色々計画してくれたことにも感謝したい。
2018年の過ごし方について
ぷよクエACにそれはもう多大な時間を使っていたはずだが、それがなくなっても、時間的な余裕が全然ない。
ぷよクエスマホ版のサブ垢を作ったりしたことで、結局はソシャゲにプライベートの大半を使っている状況は変わっていないからだ。
なので、2018年こそは、ソシャゲを卒業し、時間的余裕を作る。ぷよクエACサービス終了後の4月以降は、課金額も右肩上がりに増えているので、経済的余裕を作るためにも、そろそろ終止符を打たなければならない。
3月には引っ越しなので、2月までは、親孝行をしたり、恋愛活動をしたり、VHSのダビングをしたり、悔いのないよう過ごしていく。
4月以降は、初めての共同生活になるので、どうなることやら予想がつかないが、実家に帰って親孝行したり、2017年同様、彼女と色んなところへ遠出して、プライベートの時間を有意義に使っていく。
また、マインドについて、大幅な改善をしたい。
自身が細かいことなど、多くのことにストレスを覚え過ぎて辛くなっているので、とにかく、思い通りにいかないことに対して、不満を感じないように、理想を望み過ぎないようにする。
プレッシャーを感じやすい性格なので、正社員になったからと言って、上司からの期待にプレッシャーを感じないようにする。
主任になれとか、プロジェクトリーダーをやれとか言われているが、最悪、断ってもいいわけだし、やったところで、残業しまくりで身体を張る必要があるわけでもないことを認識する。
奴隷じゃないので、身体を壊すリスクを負ってまで頑張る必要はない。出来る範囲で、ある程度、身体を張ればいい。印象が落ちることを気にしない。
昔のように、みんなで話しながら楽しい仕事環境にしたいという願望も、考えてみれば自分を苦しめている。これも、どうしても叶えたいというわけではない。無理して叶えようと努力する必要はないのだ。気楽にやればいい。
最近見たアニメ
2018年になりましたが、今年もアニメをたくさん見ていきたいと思います。
昨今は出来の良い面白いアニメが本当に多いです。クリエイターの技術進歩に伴い、クオリティが高くなっているのだと思います。この素晴らしい日本の文化をいつまでも賞賛し続けたいと思います。
それでは行きます。
2017年4月期
Iマシンと呼ばれるロボットに、自らの人格データを転送して戦うロボットアクション。
ガンダムシリーズ他、ロボットアニメとの違いは、ロボットに乗り込むわけでもなく、遠隔操作するわけでもなく、自らの人格データを転送して操縦するところにある。
人格データを転送した後、肉体は空となるが、Iマシンへ人格データを転送したまま、不慮の事故で、肉体へ戻ることが出来なくなり、Iマシンとして生きることを強いられる。本作は、そんな人々の集団に焦点を当てた物語。
第一話、Aパートは、Iマシン素人が鉱石の発掘を行う退屈な内容。
物語における鉱石発掘の意味が冒頭に流れる文章のみで、映像として説明されていないので、ちゃんと見ていないと物語へ入りにくい。
特に大きな展開もないので、引き込みも弱いため、途中で見るのをやめようかと思ったが、一応継続。
Bパートは、割と激しい戦闘からの鉱石発掘なので、少しは見どころありだが、第一話としてのインパクトは弱い。
二話のBパート、新惑星の鉱石発掘でマヤの能力が開花し、強めの引き。
そこからは、徐々に見どころが増え、連盟軍の捕虜が迷い込んできたあたりから、物語が一気に面白くなる。
ディザーサイトに記載されていたが、脚本家がガンダム00の黒田氏なだけある。
肉体を失ったイド、リック、カーラ、グレイマン、ファルザがいるという設定が良い。1クールで最終的に肉体が戻ったときの展開がわくわくするので、自然とそれを期待してしまう。
イドの記憶がなく、その記憶が徐々に明らかになる設定も良い。
10話以降は、アダムス対イドの構図になり、急にガンダムっぽい展開になって微妙だったが、全体的には一話の掴みが弱いだけで、尻上がりに面白くなる良い脚本。
一話で見るのをやめなくて良かった。
アニメは本当に最後まで分からない。
最近見たアニメ
正解するカド KADO:The Right Answer
2017年4月期
一言で言うなら、リアルな未来の日本を描いた作品。
突如、空港へ出現したカドと呼ばれる物体により、旅客機一台とその乗客が行方不明となるところから物語は始まる。
博識な学者により、旅客機は潰れたのではなく、飲み込まれただけで、乗客がまだ生きている可能性があると言われるが、物理的な接触が一切不能な未知の物質であるため、乗客の救出は不可能だと学者たちはお手上げ状態に。
そんな中、カド上部より、乗客の一人が地球外生命体と共に姿を表すところで第一話が終了。第一話の引きとしては十分と言える。
二話以降は、地球外生命体(物語では異方と呼称)と日本政府の会談が行われ、異方から未来の遺産を受け取ることで、科学が一気に進歩していく展開となる。
ここでの見どころは、遺産の内容が、無尽蔵なエネルギー資源であったり、睡眠を不要とする肉体操作の仕組みなど、現代の科学を大きく進歩するに足りうる非常に地味でリアルな内容であること。
また、その資源を巡って世界情勢が荒れたり、国民が賛否両論分かれる点なども非常にリアルで、ファンタジーによくある派手で便利な未来世界では決してない。
この辺りの発想を描いた作品は今までになかったので、色んな発想の持ち主がメディアに進出してきていることを素直に喜びたい。
単純な疑問だが、こういったリアルな未来を描いた映画は存在するのだろうか?
もし存在しないとしたら、アニメの進化がメディアを独走していることになると言える。
さて、アニメの後半は、このまま進行しても十分に面白い内容だったのだが、人類の進歩を促した異邦の目的が明らかになり、人類対異邦の展開となる。
これまでリアルだった内容から一気にファンタジー寄りなバトル展開になって少々面食らったが、ラストのどんでん返しを含め、楽しめる内容で終わる。
かなり独創的な内容だが、個人的にかなり手応えのある作品。
映像や演出、音楽も良いので、これはぜひともオススメしたい。
最近見たアニメ
武装少女マキャヴェリズム
2017年4月期
男子生徒が女子生徒に支配される学園で、主人公野村が自由を手にすべく、女子生徒のトップである5剣と戦うバトルファンタジー。
5剣は全て手練れの剣士なのに対し、素手で戦う主人公。
だが、以前に剣の修業をしていたこともあり、優れた戦闘センスで難なく交わし、唯一の武器である、どんな体制でも打てる発勁のような技「魔弾」をうまく使うことで、丸腰で剣士を倒していく。
ハーレムラブコメベースのバトルファンタジー作品でありながら、主人公の能力が、非常にバランスの取れた面白い設定で、バトルシーンが活きている。
また、不良っぽい態度でありながらも、実は正義感が強く、弱き者の味方という王道設定も見ていて面白い。
演出面では、5剣の一人を倒すごとに、最後のシーンで外出許可証に印鑑を押す演出が良い。これにより、この後どうなるんだろうという期待を煽るので、1クールながら序盤から最後までわくわくして見れる。
強いて言えば、鬼瓦輪と亀鶴城メアリ戦は少々インパクト不足で、花酒蕨戦の前半はかなりぐずった展開だったのが惜しいところ。これによりB級感が出てしまった。
後半の盛り上がりが非常に良かったので、前半から丁寧に作られていたら、なかなか評価の高い作品になっていた。
最近見たアニメ
ロクでなし魔術講師と禁忌教典
2017年4月期
赴任初日から生徒に嫌われるダメダメな魔術学校の臨時講師が実は凄い人で、隠していた才能を徐々に発揮していき、生徒を様々なトラブルから守ることで信頼を得ていく。
いわゆるラノベ系ファンタジー王道設定の一つ。
去年見た作品だと、空戦魔導士候補生の教官、対魔導学園35試験小隊。
今年見た作品だと、天鏡のアルデラミン(指揮官になるのは後半)が挙げられる。
王道設定なので見ていて飽きず、序盤のダメダメストーリーから「ハイハイこれから凄くなるんでしょ」と先が読めてしまいながらも期待してしまう。
やはり王道設定の安定感は凄い。
1クールながらもストーリーのテンポがちょうどよく、最後まで飽きずに見れる。
ただ、魔術階梯など、バトルファンタジーの王道であるランキング要素があまり活きていないことや、ラスボスがなかなか良いキャラでありながらも、バトルシーンがほとんどなく、最後に逃げられてしまうので、バトルファンタジーとしては少々物足りない印象。
また、魔術階梯最高位のセリカが地下迷宮に潜るという伏線を残したり、題名にあるアカシックレコードの正体もいろいろ匂わせながら、結局明かされずに終了。
原作はまだ続いているようなので、この後の展開なのだろう。
なかなか気になるところではあるが、少々インパクト不足。
王道であるのは良いが、他の類似作品との差別化が、ちょっと弱かったように思う。
原作で続きを見たいとまでは思わないが、TVアニメで続編をやってくれるなら見たい。
魔法少女まどか☆マギカ
再放送
主人公まどかと、魔女と戦う魔法少女たちの関係性を描くファンタジー作品。
えー、テラフォーマーズや進撃の巨人同様、有名作品であることは重々承知していたが、見る機会がなかったので今になって視聴。
実は以前、第一話だけ視聴したのだが、演出の癖が強く、ストーリーに引き込まれなかったため、見るのをやめてしまった。
題名からは、オタク系魔法少女モノという印象を受けるが、箱を開けれみれば、癖の強い演出のダークファンタジー。
特に戦闘シーンは、ラフ画というか手書きのような絵が不自然にニュルニュル動くなんとも気持ち悪い映像で、見ていて気持ちが離れる。
何と言うか、個性を出すにしても、徐々に出すとか、ある程度の必然性が欲しいところだが、ローギアからいきなりトップギアになるので、目が追いつかない。
制作会社は、物語シリーズや3月のライオンでおなじみにのシャフト。
そう考えると、なんともシャフトらしい演出ではあるのだが、荒々し過ぎるだろう。
そんな感じで最初の4話は、あまり惹かれなかったが、5話以降は魔法少女同士の争いが起こったり、魔法少女の秘密が明かされてくるので、徐々にストーリーへ引き込まれる。
そして、10話でほむらの正体が明かされ、これまで伏線を回収した大どんでん返し。
この設定は想像していなかったので、正直驚いた。
ネタを明かせばタイムリープなのだが、先日書いた記事でも書いた通り、基本、タイムリープは作品のメイン要素として設定されるべきファンタジーの王道要素だ。
それを、後半の大どんでん返しに使うという何とも贅沢な演出なのだが、その使い方が非常にうまく、タイムリープの要素がタイムリープの作品並にしっかり活きている。
また、その設定がラストの感動にもしっかり繋がるので、シナリオライターの腕が光る作品。
そして、調べてみると、脚本は虚淵玄ということで納得。しかも、オリジナルアニメ作品だった。
結果、まあ、再三言っていることだが、世間で有名になったアニメ作品は、王道要素をしっかり抑え、かつ、優秀なスタッフにより制作された、有名になるべくしてなった面白い作品だと言うことだ。
個人的には、シャフトの個性的な演出が強過ぎて、客が離れるような気がするのだが、どうやって世間でヒットしたのかが気になる。