moflのリア充への道

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最近見たアニメ

雲のむこう、約束の場所

テレビ放送

 

新海誠監督の映画。

いつも遠くに見える天高くそびえる塔。その塔へ行くことも目指し、飛行機制作を始める二人の男子学生とそれを見守る一人の女学生。

あの塔にはなにがあるのか。始まりは先の展開が気になるストーリーだが、突如、女学生が失踪し、そこからは塔の研究と、塔を巡っての政治的な争い、戦争へと発展する。

女学生と塔の秘密については、なかなか面白い設定ではあるのだが、正直、序盤のストーリーとの結びつきが弱く、政治的な争いメインで描いているので、設定を活かしきれていない印象。政治的な争いメインで描きたいのなら、設定はもっとシンプルで良いと思うし、女学生と塔の設定を活かしたいなら、ストーリーはもっとジブリ的なファンタジー寄りにしたほうが活きてくるように思う。

とは言え、新海誠監督のことなので、なにか実現したいテーマがあって、この構成になっていることとは思う。言の葉の庭はDVDを借りて見たのだが、特典映像である監督インタビューを聞くまで、やはり作品の良さは分からなかった。

 

進撃の巨人

再放送(第1期)、2017年4月期(第2期)

 

人類対外来生物のバトルファンタジー。

テラフォーマーズもそうだったのだが、誰もが知っているビックタイトルなだけに、あまり興味を持っておらず、今さら見た。

しかし、これまたテラフォーマーズ同様、見たら一気にハマってしまった。

 

ポイント1.構図

人類対外来生物の構図として、ほとんどの作品が人類優勢な展開であり、ピンチになるにしてもたがが知れている。

しかし、本作品の良いところは、外来生物の方が圧倒的に強く、人類が不利な状態の構図になっているということ。

味方が死んでしまうことも多く、常に人類が窮地に陥っている状態なので、緊張感が凄い。

その設定からか、戦闘で勝ちにも大きな意味があり、人類を応援したくなる気持ちから徐々にストーリーへの引き込まれていく。

 

ポイント2.メインキャラクターの魅力

正義感があり、人一倍巨人に強い恨みを持っているエレン・イェーガー。

扱いの難しい立体機動装置をいとも簡単に操作出来てしまう天才的なミカサ・アッカーマン。

臆病で戦闘のセンスも低いが、常に冷静で頭がキレるアルミン・アルレルト。

これらメインキャラの魅力により、ストーリーの引き込みに拍車がかかる。

 

ポイント3.細かい設定

また、なかなか設定が凝っていて、壁や武器、立体機動装置から馬車に至るまで、細かい設定があり、CMまたぎの際に説明の絵が表示されるのも良い。

 

 

ポイント4.サスペンス

人類の巨人化が発覚する第一期の後半からは、裏切り者を探す展開になり、ますます先が気になる展開で、ストーリーの引き込みに拍車がかかる。隊長エルヴィン・スミスの味方をも欺く作戦は見応えがあった。

 

全体的にテラフォーマーズとの共通点が多いが、ポイント4の点で本作品が一歩リードしているような印象。

だがまあ、作品のファンになるバトル漫画の王道要素はしっかりと抑え、他のバトルファンタジー作品との差別化も出来ているので、人気になるだけのことはある。来年第三期をやるそうなので、続きが楽しみで仕方ない作品。

 

Lostorage incited WIXOSS

2016年10月期

 

WIXOSSシリーズの続編(第三期)。遊戯王もそうだが、対戦形式やストーリー展開は毎回大体同じで、対戦内容は深く描かず、ストーリー重視の構成となっている。

第二期で、セレクターとルリグの入れ替えが発覚したが、今回はその延長線上の話。

内容は可もなく不可もなく。まあそもそも、カードゲームのアニメは、好きな人は楽しめる内容なので、これはこれで良いんだと思う。

ただ、ラストはめっちゃ良かった。しかも、かなり切なかった。この終わり方は憎いね。