moflのリア充への道

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最近見たアニメ

シャーロット

2015年7月期開始

ちょっとした特殊能力を持つ生徒たちがトラブルを解決していく学園ファンタジー。

登場人物は美少女キャラクターで、主人公が特殊能力で人気者になったり女子にモテたりと、ハーレムラブコメ系のラノベが原作なんだろうなという印象だが、実はオリジナルアニメ作品だったりする。

序盤は、特殊能力という王道を抑えつつ、ラノベ系のストーリー展開で、ほのぼの楽しく見れる作品という印象だった。インパクトこそ大きくはないが、序盤で退屈するようなことはない誰にでも見やすい作品と言える。

しかし、6話で妹が事故に巻き込まれたところで終了。急に続きが見たくなり、続きを見始めると止まらなくなる。

主人公が妹を失ったショックを描くシーンが妙にリアルで、「これからどうやっていきていけば良いんだろう」と、気付けば主人公に感情移入して自分も同じように考えていた。作品に引き込まれている証拠である。

主人公が落ちて堕落していくシーンも他のアニメにはなかなかない展開で、能力を悪用してエスカレートしていくシーンはかなり見応えあり。

そして、日常生活に復帰したと思いきや、今度は主人公の過去の秘密が明かされる展開に。主人公の能力の秘密と過去の回想シーンが始まり、9話から更に物語に引き込まれていく。

正直、ここまで深く物語に引き込まれたのは初めてかも知れない。そう思う程、インパクトが強いストーリーだった。ラストの描き方も素晴らしく、文句のつけようもない完璧な内容だった。

見る人の心を掴み、作品に引き込むストーリーと、その演出はトップクラス。

こんなに完成度の高い作品はそうそうないので、評価はブログ始まって以来初のSランクとする。

後半は普通に実写映画化しても高評価になる内容だと思う。

 

評価:S(完成度の高さ、その他根拠は文中で述べた通り)

 

六花の勇者

 2015年7月期開始

魔神を倒すために選ばれた6人の勇者たちが、凶魔と呼ばれる敵をやっつけていくアクションファンタジー作品。

・・・と、思いきや、集まった勇者は7人で、戦いそっちのけで偽者探しが始まるサスペンスファンタジー。

 

第一話は主人公が痛過ぎてよく分からないアニメという印象。最後まで見るか不安なレベル。第二話以降は多少マシにはなったものの、特に惹かれる要素もなく、退屈なストーリーが続き、サスペンスが始まる第4話の終わりまでは正直退屈な内容だった。

しかし、サスペンスが始まると、絶対に解けない密室トリックや、主人公アドレッドと他6人の勇者の壮絶なかけひきが始まり、一気に作品に引き込まれる。

こういう作品は大抵一番怪しくないやつが犯人というのがセオリーだと分かっていたものの、それでも思わず驚いてしまうくらい、ネタばらしの解決編は見事な演出だった。

そして、犯人が逃げ、追う準備を進めたところで最終話が終了。

調べたところ、6巻ある原作のうち、アニメは1巻までの内容。続きが気になるので原作で見てみたい作品。評価はBにしようか迷ってのA。前半の4話にもうちょっと引きつける要素があれば良かったのだが、後半の盛り上げからラストの描き方を評価してのギリギリAとした。

 

評価:A(主にサスペンス要素、その他根拠は文中で述べた通り)