moflのリア充への道

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最近見たアニメ

寄生獣

タイトル自体は学生時代から聞いたことがあったが見るのは今回が初めて。

面白い漫画は何と聞いてしばしば回答に出てくるこの漫画だったが、いわゆるグロい系作品なので、グロい作品好き=カッコイイを無意識に勘違いしている奴らの戯言くらいにしか思っておらず、逆に見る気を失せていた作品でもある。

しかしながら、つい先日見ていた「七つの大罪」しかり、昨今、少年誌よりアニメ化した作品が、ことごとく面白い作品ばかりで、クオリティも高くなっているので、そういった意味では期待もしていた。

どこからともなくやってきたウイルス寄生獣が、人間の体内に侵入し、人間を洗脳して人間社会に溶け込み、ときには体を凶器へと変化させて殺人を行う。

そんな中、洗脳されずにウイルス(寄生獣)と共存することになった主人公が、寄生された人間との戦いに巻き込まれながら、徐々に成長していく(獣化していく)物語。

主人公に寄生したミギーと主人公のやり取りが面白く、主人公が徐々に人間離れした能力を身につけていく様は見ていて爽快。ハイスピードバトルシーンはかなりよく出来ていて見応えあり。また、ミギーが寝ている間に襲われる冷や冷やするシーンなどもあり、見ていて飽きない。終盤の人間対寄生獣の戦争はかなり見応えがあった。特に、寄生獣を見極める目をもった犯罪者のキャラが良い。また、圧倒的な力の差がある相手が現れ、全く先の読めないストーリー展開も良かった。

 

評価:A(サクセスストーリー要素+バトルシーン+ストーリー引き込み+スリル)

 

弱虫ペダル2期

先日、参加したオタクパーティにて、多くの女性が、プロフィールシートにおける好きな作品に挙げていた作品。

また、少年誌からのアニメ化作品でもあるので、かなり期待していた。

高校生である主人公たちが部活にて、ロードレース(自転車を使ったマラソンのようなもの)の大会に出場する物語。

チーム間の厚い友情、そして、各キャラクターの過去回想による感情移入。御堂筋など、人間離れした能力を持ったキャラクターがアツい。

1期を見ていなかったが、程よく回想シーンがあったので、問題なく入れた。開始早々、御堂筋の狂ったキャラクターに惹かれつつ、ヘアピンカーブにノーブレーキで突っ込み、車体を地面スレスレに倒しながら曲がりきる様は鳥肌ものだった。

頭文字Dを彷彿とさせるワクワク感が、本作品にはある。

各キャラクターが潜在能力を発揮することで、相手チームを驚かせるシーンがいちいち良く、イマイチ活かしきれてない場面も多々あったが、ストーリーへの引き込みは十分。1期もぜひ見てみたいし、原作はまだ続いているので本誌で読みたい作品。

 

評価:A(頭文字D的公道レースワクワク要素+友情要素+魅力的なキャラクター+ストーリー引き込み)

 

テラフォーマーズ

確か、4年くらい前、「このマンガがすごい!」で一位掲載されていた作品なので、名前は知っていたが、このマンガがすごい!」に掲載されている漫画が微妙な作品ばかりだったので、あまり期待はしていなかった。

地球にて発症した致死性のある未知のウイルスに対するワクチンを作るため、火星に向かった主人公たちが、人間大に成長し、凶悪なゴキブリたちと戦うバトルファンタジー。

バトル漫画らしく、主人公たちは人体改造によって皆それぞれ個別の特殊能力を持っているのだが、それが昆虫の特性なのが面白い。

作者が、昆虫の世界での強さをかなり研究していて、解説シーンがジョジョに少し似ている。ゴキブリが知性を持っており、一部は主人公たち同様、昆虫の特性を持っているのも面白かった。

バトルシーンは迫力があって見応え十分。

1クールで、ストーリー展開からどう見ても終わりそうになかったのだが、なんと物語はかなり中途半場な戦闘中に終了し、エンディングテーマ終了後も第二期に続くような告知はせず、ENDの文字もなく、いい加減な終わり方だった。

HPを見てみると、OVAに続くような情報があったが、はっきりとは書いておらず、なんとも視聴者に優しくない印象を覚えた。

しかしながら、トーキョーグール、寄生獣に続き、グロい系の作品が持つ、独自の世界観とストーリーへの引き込みはハンパないことが分かった。

これもぜひ続きを原作で見てみたい。

評価:A(バトルシーン+ストーリー引き込み)