moflのリア充への道

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最近見たアニメ

冴えない彼女の育てかた

オタクな主人公が、個性的な先輩や幼なじみらと共に、冴えないどこにでもいる女の子を主役にしたギャルゲーを作り上げるドタバタラブコメ

最近は気になるラブコメがなかったので、ラブコメ自体久し振りだったのだが、見始めるとすぐに引き込まれる良作だった。

まずは全てのキャラクターが登場する番外編の0話を放送し、1話から本編にて一人ずつキャラクターを登場させていく変則スタイル。最終話は一挙2話放送というのも珍しい。

ブコメとしての要素もしっかりしており、冴えない女の子がそれをうまく邪魔する形でストーリー介入させることで面白さを倍増させている。

特に良かったのは主人公のヒーロー要素。コミケでオタクとしての経験値をフルに発揮させるシーンは見応えあり。

評価:A(ラブコメ王道要素+ストーリー引き込み+ヒーロー要素)

 

蟲師 特別篇 日蝕む翳・蟲師 続章

虫と呼ばれる限られた人間にしか見えない人ならざるもの。

そんな虫たちが人々の日常生活へ介入することで起こる様々な事件を、蟲師であるギンコが解決していく不思議系作品。

全て1話完結だが、その独特な世界観に引き込まれ、つい見入ってしまう。

旅先で出会う人や虫に対して常にフレンドリーな接し方をする主人公ギンコのキャラクターが良かった。

分割2クールで、2クール目を見逃してしまったため、1クール目のみの評価となるが、1クール内で解説付きの総集編を3度行う作品は初めてである。うち1回は再放送なので要らない気もするが、解説の内容は濃く、制作スタッフの作品への思い入れや、作品の歴史。絵や音、アニメーションの細部にまでこだわりをもって作っていることが分かったのでやる価値はあったと思う。

10年前に第一期が放送されていたそうなので、DVDを借りて見てみたい。

また、ちょうど現在劇場版を放映中なので、見に行きたいところ。

評価:A(世界観)

 

四月は君の嘘

母を失ったトラウマからピアノが弾けなくなった主人公が、バイオリニストである女の子との出会いをきっかけにピアニストとして立ち直るサクセスストーリー。

サイコパス、残響のテロルに続くノイタミナ枠であり、視聴前からCMなどで見て有名作品な雰囲気を出していた作品。

見始めるとすぐに、制作力が分かる綺麗で繊細な描写と、良く出来たストーリーに引き込まれる。

のだめカンタービレのときも感じたが、音楽系のストーリーは特に、視聴者を引き込む力が強いように思う。

天才ピアニストである主人公の名前が有馬ということで、彼氏彼女の事情の有馬総一郎を思い出した。やはり有馬という名前は優秀な男にこそ似合う。

物語は2クールだが見どころは、1クール目の終盤。

音楽コンクールにてライバルの相座・井川と対決になるが、なんと相座・井川・有馬の各演奏にそれぞれ1話使うという贅沢な尺の使い方で、かつ、全くムダのない演出はまさに圧巻の一言。この演出は涼宮ハルヒの憂鬱エンドレスエイト」以来の衝撃を感じた。

2クール目は少しパワーダウンするものの、挫折した有馬の復活劇は十分に見応えあり、ラストの嘘を明かすシーンは、薄々分かってはいたものの、それでも十分な感動

を得られた。

評価:A(ボリューム+ストーリー引き込み+技巧描写+感動要素)