最近見たアニメ
ハイキュー!!
ベイビーステップと同じ土曜夜枠で放送されていた少年誌掲載中のスポーツ漫画。
ベイビーステップの出来が良過ぎたせいか、正直あまり期待はしていなかったのだが、いざ見てみると、さすがは少年ジャンプ掲載中の漫画だけあり、非常に面白い。
第一話でいきなり引き込まれる展開はさすが。
影山が日向のスパイクにピンポイントでボールを合わせるシーンは非常に見応えがあった。
次々と魅力的な登場人物が増えていき、次々に強豪と戦っていくという図式はやはり王道で、見ていて引き込まれる。
2クールしかやらなかったのが残念だが、引き続き、コミックやジャンプ本誌で見続けていくつもりだ。
この2クールのアニメの評価としては8。
非常に見やすいアニメなので、誰にでも薦められる作品。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
一年半くらい前、再放送を録画したきり、ずっとお蔵入りになっていたアニメ。
お笹馴染みの6人が、うち一人の事故死をきっかけにバラバラになるが、大人になってから、死んだお笹馴染みの亡霊が現れ、それをきっかけに、バラバラになった仲間が徐々に一つになっていく。
愛あり友情ありの正統派ファンタジー。
主人公にだけ亡霊が見えるというSF要素や、それを仲間たちに信じてもらえないジレンマなども、十分に読者を引き込む王道的な要素ではあるが、各キャラクターのやり取りを始め、その人間関係の描き方が絶妙で、気づけばどんどん引き込まれていく。
お笹馴染みに言われて仕方なく学校へ行くシーンや、久し振りに一緒にゲームをするシーンなど、良いシーンを挙げればキリがないくらい。
最終回は、非の打ち所がない終わり方で、久々にがっつり涙を流した。
こんなに泣いたのは、直近の彼女と別れたとき以来。
ここまで涙を流せる作品はそうないので、非常に高評価。
強いて言えば、題名にある「花」の意味がよく分からない。
最後のエンドロールで、主人公が花について「結局あのとき見た花は・・・」というような言い回しで触れるのだが、作品中に一度も花が出てきていないので意味不明。
私が見逃しただけだろうか。
調べたところ、劇場版があるらしく、劇場版はかなりの動員数を記録したとのこと。
基本的にはアニメの総集編だが、アニメ未公開シーンもあるそうなのでぜひ見てみたい。
王道的な土台に、しっかりとしたキャラクター、ストーリーと、その描き方、つまりはアニメ化の技術が素晴らしく、感動要素まである作品なので、評価は文句なしの9。