最近見たアニメ
偽物語
猫物語(黒)
化物語の続編。
これまで描かれなかった妹二人を中心にしたストーリーや、詐欺師の貝木が登場する。
メインキャラクターが変わっても化物語のパワーを落とすことなく、西尾維新らしさ全開の、不思議で癖のあるストーリーにどんどん飲み込まれていく。
続く猫物語も、相変わらずで、総集編で見たときはエロを押し出している印象だったが、改めて見てみるとそんなことはなく、最後まで引き込まれるストーリーだった。
物語シリーズセカンドシーズン
ファーストシーズンを見終えて、当初、シュール過ぎて胡散臭いと感じていた気持ちはすっかり失せ、気づけばファンになっていた。
セカンドシーズンは、ファーストシーズンの続きだが、これまで描かれなかった忍野忍を中心にしたストーリーが出てくる。
タイムスリップを使った王道展開やどこかデジャブを感じさせるなんとも独特な雰囲気の絵のタッチなど、相変わらず引き込む要素満載。
また、貝木泥舟を中心としたストーリーまであり、これまでは省略されていたオープニング映像が、この物語だけはきっちり作ってあり、昔のアニメと今のアニメの映像を混ぜた、個性溢れる映像になっていた。
少し期間を空けて放送された最後の物語は、正直イマイチだったが、セカンドシーズン全体での評価は当然のことながら高い。
ファーストシーズン、セカンドシーズンともに評価は9。
オススメのアニメは?と聞かれて文句なく勧められる作品と言える。
のうりん
農業高校を舞台にした学園ラブコメ。
ラノベの第一巻を持っているので入りは知っていたが、アニメで見ると見やすい。
ハーレム系と思いきや、主人公を好きなのは、みのりとりんごのみ。
農業の知識がリアルに描かれていたり、ストーリーが割ときっちり作ってあったので、見応えはあった。
しかし、ラノベならではとは言え、ギャグ要素が少し強すぎるのと、ストーリーに引き込むパンチが弱かったので、評価は6。
機巧少女は傷つかない
感情を持つ機械人形と、人形の操者が織りなすバトルファンタジー。
ラノベからアニメ化された作品で、コミックを3巻くらいまで読んでいたので、面白さは知っていた。
アニメで見るとコミックより面白く、バトルがかなり迫力があった。
ストーリーが引き込まれる内容で、主人公雷真の過去やライバルとの因縁など、気になる伏線を多数残しての1クール終了。
コミックなどで続きを読みたい作品。
評価:6.5
Z/X IGNITION
ブロッコリーのトレーディングカードゲーム「ゼクス」のアニメ化作品。
まず、第一話の冒頭で、この世界で起きている戦争についての説明があり、その後、15分で、少し先の話(第七話)を流すという作りだったが、あまりにも突然過ぎて全くついていけず、正直、見るのをやめようか迷う。
しかし、後半の15分できちんと最初からのストーリーになり、見やすくなる。
正直、最初の15分をカットした方がいいと思う。
カードゲームをアニメ化したせいか、キャラクターのデザインが似ていて判別しにくいのと、いちいち名前が表示されたり、ストーリーが妙にチグハグだったりと、いささかあらが目立つ。
しかし、魅力的なキャラクターが多く、正義感のある主人公が仲間を救い敵を倒していく姿は見ていて気持ち良く。
アウターゾーンのようなありふれたハッピーエンドの盛り合わせという感じで、個人的には結構好きだった。
最後は、兄貴が出てきて、位の高い神が、主人公と瓜二つという、少し伏線を残して終わる。
コミックなどで続きがあるなら見てみたい。
評価:6.5