昨日の異業種
コンサルメンバと共に業者の異業種パーティへ参加してきた。
去年の異業種の戦績は惨敗だったが、前回参加したパーティからアポへ繋がったので、また参加してみる。
前回は一番人気の女が最後まで空かず、女が一人参加だったので、パーティ終了後の帰り道に声をかけようとしたところ、水色のジャケット+クラッチバックの爽やかな男に先に声をかけられ、挙句の果てにタクシーでさらわれたので、今回はリベンジの気持ちで臨む。
開始直後はレベルの低い女が多く、マシな女は空いていない状況だった。
ひとまず会場を様子見し、マシな女が一組空いたので、声をかけてウォーミングアップ。
私の相方は地蔵になっていたので、放っておいて一人で声かけした。
相手は真面目系で初参加オーラ満載の人見知りモード。
なので、露骨なユニークは避け、まじめながらも明るいキャラで心を開く。
しかし、テンションが低いので、やや難航。
そのタイミングでスタッフによる乾杯の挨拶が行われてしまい、逃げられてしまう。
追ってもしょうがないので一旦リリースし、会場を様子見。
ランクAは相変わらず空いていない。
その後、明るそうなランクCがいたので、声かけ。案の定明るいキャラで、20分くらい使って番ゲ。
食いつきは良かったので、少し時間をかけ過ぎたかも知れない。
少し慎重に行き過ぎた。ランクCなんだから失敗しても問題ないので、もっと雑にいっても良かった。
その後、再び、会場を様子見。
やはり、ランクAは空いていない。
ランクB-が空いていたが、ここで話してしまうと、最終的にランクAと話す時間がなくなる可能性があるので、雑魚は捨て、残り時間をフルに使ってでも大物を狙うことに決める。
すると、ランクAがドリンクを取りにいく過程で一人になったので、すかさず声かけ。
ドリンクオーダー中に声をかけるのは初めてなので少し緊張するが、女は愛想よく対応した。
いや、と言うより、愛想が良過ぎた。
こちらの名前を聞き、今話しているグループに入れてくれると言う。
異業種に慣れている、と言うよりは、場に馴染んでいる、という印象。
いわゆるホムパやBBQのような多人数の場が好きで、よく行っている社交的なタイプと思われる。
元々話していたグループの男たちは、やたらマイペースで、私が来るとあまり女と話さなくなった。
後で聞いたところ、最終的に連れ出せれば良いとのことだった。
私は女とほどなく話し、女がトイレに立ったので、他の女へ声かけ。
この様子なら後でまた割り込むのは容易だと思ったからだ。
次に声をかけたのは、細身でキレイ系のランクBとランクCの二人組。
化粧が濃いので年齢は30代前半くらい。
まじめ系だったので、こちらもまじめ系で話をするが、テンションが低く、なかなか心を開かず、非常に話しづらい。
すると長身爽やか系のイケメンが割り込んできて、会話の主導権を握られる。
難航していたので、ある意味ちょうど良かった。
男はまじめな感じで、ありきたりな質問から会話を広げていた。
正直、自分とほぼ全く同じ質問をしていたので驚いた。
異業種慣れしている印象なので、もっとすごい会話をするのだと思っていた。
男は、健康食の話などをし、自分の家の写真を見せたりでステータスを上げていた。
なるほど、これは自分にはない部分なので、参考になった。
ほどなくして男がトイレに経った。食いつきが悪いと判断したのだろうか。
そこで、女が移動しようとしたので、すかさず飲み会のオファーをして番ゲ。
その時点で、残り時間は30分を切った。
先程の社交的ランクAの輪に戻ろうかとも思ったが、せっかくなので他のランクAの輪へ割り込みを試したくなった。
ここまで来たら失敗しても良いのでいろいろ冒険して経験値を稼ぎたいと思ったのだ。
というわけで、今回一番人気のランクA二人組へ割り込みを決行。
女はそれぞれに男がついていて、1人ずつに分かれていた。
片方が1対1、片方が2対1で話をしている。
2対1のグループの男2人のうち1人は、先程割り込まれた長身イケメンだった。
見ると番ゲをして、ちょうど離れようとするところだった。
男2人組がその後ろに控えており、入れ替わるようにして女に声かけしていたので、私もそのタイミングで割り込み、3対1の構図へ。
男二人は、イケメンではないが、若くて明るそうな雰囲気だった。
そこで、女に話を振りつつ、ユニークを使って場を盛り上げる。
男たちも乗ってきたので、非常にやりやすかった。
しかし、女の反応はかなり冷めていて、5分も離さないうちに、もうひとりの女の元へ逃げられた。
確かにちょっとユニークを使い過ぎた気もするが、もともと反応が薄く、強めのユニークを使わないと崩せない雰囲気だったので、恐らくは、最初から外見で弾かれている。
先程番ゲしていたのが二人ともイケメンだったこともあり、それ以外理由が考えられない。
やはり相手を選んでいるのだろう。
彼女らは自分の価値を分かっている。
恐らく、今回が初参加ではない。何度も参加している。そして、その度、たくさんの男に囲まれ、連絡先を聞かれる。
そしていつしか、男を選別するようになる。
異業種に参加しているイケメンは、単なるイケメンではない。
ストリートナンパをしているような、自分の見せ方を知っている、女の扱いも熟知している、内も外も魅力的に見える、どこか余裕のある、男らしさ十分の、完璧な男子。
男の中の王と言っても過言ではないくらい、こういった場では差別化される存在。
女からすれば、イケメンだけを選別するのは、決して間違っていはいない。
無論、遊ばれることを良しとするのであればの話だが。
異業種へ参加し始めて6年以上経つが、私はようやく知る。
ランクAには、ランクA専用の全く違う戦略が必要であるということを。
その後、懲りずに、今度は、男3人対ランクB一人のグループへ割り込む。
女は一見感じの良い女だったが、「医者を紹介してほしい」と言う。
間違いなく、常連だろう。
残り10分くらいになり、番ゲをオファーしようとしたが、女の方から「みんなで飲みに行こう。もっと話を聞きたい。というかデータを取りたい」と訳の分からないことを言い出した。
もはや常連というだけでなく、ビジネスの臭いまでしてきた。これは危険である。
私はすぐにその場を離れ、社交的ランクAの元へ。他の男が番ゲ中だったので、それを待ち、帰りがけに番ゲ。
さらっと「今度飲みに行こう」と振ったが、妙な顔をされた。1対1はあり得ないという本心が出る。
期待はせず、時間を置いてからグループでの誘いをしてみるつもりだ。
そんなこんなで、今回の収穫は、ランクCが2件、ランクAが1件という結果に。
以前に比べたら大分マシな方だが、満足のいく結果には程遠い。