moflのリア充への道

恋愛・仕事・ゲーム・アニメのブログ

最近見たアニメ

さて、昨日の続きでアニメの感想を。

 

DAYS

2016年7月期

4年前から少年マガジンで連載しているスポ根マンガ。

2年前までは少年マガジンを毎週立ち読みしていたのだが、正直、名前も知らなかった。サッカー漫画と言えば、少年サンデーの「BE BLUES」が面白かったので読んでいたが、そういった意味では本作も期待しながら見た。

4年前だと、黒子のバスケがかなり盛り上がっている時期だが、本作は黒子のバスケと違い、少々古臭いスポ根マンガという印象。どちらかと言えばスラムダンクに近い。

 

主人公は完全なサッカー未経験者で、いわゆる才能に溢れたタイプの人間ではなく、むしろ運動音痴なタイプである。

しかし、とにかくがむしゃらに人一倍練習するタフさと、下手であることを周りに指摘されても気づかない鈍感さでどんどんチームに馴染んでいく。

主人公の柄本は、ワンピースのルフィのような純粋さがあり、少年漫画の主人公としては王道。

彼の人柄によって周りが影響を受け、どんどん変わっていく様は見ていて気持ちが良い。また、人一倍な練習に寄って尋常じゃないスタミナを手に入れた柄本が初心者ながら活躍する様も同様。

しっかりと王道要素を抑えつつも、才能のない主人公が地味な練習シーンをしっかり描くあたりは非ファンタジー的で、この個性もポイントだろう。

アニメは2クールで終了したが、続編の制作が進んでいるようなので、続きも見る予定。

 

文豪ストレイドッグス

2016年4月、10月期

角川コミックスのCMで見て名前は知っていた。

しっかりとしたシナリオの作り込みからラノベ原作をと思ったのだが、小説も刊行されているとは言え、コミックスが先に出ているので驚いた。

名前の通り、物語には、日本の有名な作家が実名で多数登場する能力バトルファンタジー。

能力バトルものとしては、それぞれの能力が強過ぎず、相性によって有利不利が変わるのでバランスは良い。特に、太宰治国木田独歩が相性最悪の相手と戦っている際、一瞬の隙きをついて相手をチェンジするシーンはよく出来ている。

第一話から序盤の引き込みはまあまあ。キャラが初登場した際、能力名だけが表示されるので、どんな能力なのか気になるのは、うまい引きである。

また、伏線や回想シーンなどが散りばめられている他、2つの勢力の共同戦シーンなどの王道要素も抑えており、2クールながらシナリオは最後まで気を抜くことなく楽しめた。

 

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!

2016年7月期

Fateの番外編。本編のキャラ遠坂凛が出て来るが、物語は平行世界という設定で、キャラは基本的に子供。シリアスでストイックな本編と比べ、こちらはギャグ多めのまったりした内容。

ギャグは思わず笑ってしまう内容で良い。

だが、ギャグ中心ではなく、シナリオの方も本編に負けずしっかり作り込まれており、序盤から引き込みは十分。

本編同様、魔術や英霊、聖杯戦争といったFateの仕組みはそのままであり、本編で分かりにくかった設定が分かりやすく描かれているのも良かった。

物語序盤で現れた記憶喪失の少女、田中さんの正体は結局最後まで明かされぬまま、劇場版へ続くという終わり方もなかなか。劇場版も見てみたい。

 

ReWrite

2016年7月期、2017年1月期

またまた流行りのタイムリープファンタジー。

作中では度々、画面に選択肢が現れ、恋愛アドベンチャーゲームのような印象を受けたが、原作は案の定、恋愛アドベンチャーゲームだった。

そのゲームの制作会社はKey/ビジュアルアーツ。恋愛アドベンチャーゲームをかじった程度の自分でさえ名前は知っている大手制作会社である。

ゲーム原作のアニメはハズレが多いが、本作はそんなセオリーを大きく覆し、重厚で奥深いシナリオに完全に引き込まれてしまった。

第一話はかなり古臭い印象のラブコメで、これは失敗かと思ったのだが、どんでもなかった。

主人公がしばらく能力を隠している点や、物語の途中で出会う人物の伏線など、シナリオへ引き込むテクニックが随所に見られる。

1クール目の中盤、ヒロインたちが転覆するシーンは、ミステリー小説のような驚きがあった。

そして、一番驚いたのは、平行世界の描き方。これまで見てきたSFファンタジーの平行世界とは異なり、ところどころがチグハグでキャラクターの時間軸や記憶等の辻褄が合っていなかった。このような平行世界の描き方は初めてで、非常に斬新だった。

2クールあるので、重厚で奥深いシナリオを十分に堪能出来ることだろう。

 

今日はひとまずこの4作品。まだ3作品程残っているが、続きはまた次回。

最近見たアニメ

久々の更新。

3/31でぷよクエACが無事サービス終了を迎え、まったりした時間を過ごしている。

月に7~10万投資していたゲームがなくなり、お金の使い道がなくなったので、お金を使ってなにか満足感を得たい、そう思った私は、スマホ版ぷよクエのガチャに投資。4月に入ってから今日までに64,000円も使ってしまった。

先月は残業代を稼いだとは言え、少々使い過ぎた。

まあでもそのおかげでバトル用のデッキが9割完成したので、今後は節約していく。

 

さて、前置きが長くなってしまったが、アニメの感想を。

今年入ってから10本見たので、順に書いていく。

 

少女たちは荒野を目指す

2016年1月期

なんでもそつなくこなす器用で社交的な特に趣味もない主人公が、ひょんなことから部活に入り、ゲーム制作をすることに。

この作品は、そんなゲーム制作の日常を描いたアニメだ。

しかし、ゲーム制作の現場を描いた内容はアニメにしてはリアルである。

きちんと納期があり、シナリオを書く大変さや、シナリオ執筆が遅れることでデザイナーの作業時間が減って徹夜をするなど、現実の仕事の大変さをしっかり描いている。

見ていて引き込まれるようなファンタジーでもなければ、心がアツくなる少年漫画でもないので「おもしろい!」と声を上げる作品ではないのだが、そのリアルな描写は、妙に引きつけられるものがあり、気付けばあっという間に見てしまった。

SAO2やグラスリップなど、最近のアニメは色んなジャンルに分かれてきている印象がある。そのため、今後、アニメの文化がどこまで進化していくのか、そんなことを考えさせられた作品。一見の価値あり。

 

ハイスクールフリート

2016年4月期

たまたま録画されていた番組だったのだが、一応見てみた。

物語は艦これのような、女学生たちによる戦艦での海上戦闘モノ。

第一話は、ドジな主人公がそのドジっぷりを発揮して周りに迷惑をかけ、その後学校で何故か船の艦長に指名されるというドタバタ劇で。正直、つかみはかなり弱かった。

内容的にも少々お粗末な印象をだったので、ここで見るのをやめることも考えたが、万が一もあるので、一応、二話以降も見てみる。

すると、大きな引き込みはないものの、先が全く読めず、続きが気になる展開に。

海上学校の実習中、なぜか教官からの攻撃を受け、自己防衛で反撃してしまったことによって追われる身となってしまうのだが、実習に参加していた生徒たちから次々と攻撃を受け、窮地に立たされる。なぜ、教官や生徒たちから攻撃を受けているのか、その謎が解けないまま、どんどん窮地に立たされ、謎の解明や、この先どうなるのか、気付けば目が離せなかった。

途中で見るのを止めなくてよかった。続きがあれば見たい作品。

 

僕だけがいない街

映画化されていたのでタイトルは知っていた。

タイトルを知っている作品というのは、大抵面白いものだ。

また、サスペンスモノであるということで期待は大きかった。

 

第一話で主人公に予知能力があることが明かされ、予知能力を使って交通事故を未然に防ぐところから始まる。つかみは十分。その後、母親と一緒にいた主人公がまたしても予知能力を使うが、そこでは何も起きず。しかし、一緒にいた母親は何かを感じとっており、その後は母親視点で物語が進んでいく。

第一話から引き込まれる展開で、見せ方も非常にうまい。有名なタイトルなだけにしっかりとしたスタッフによる制作であることが伺える。

この後も、謎が深まる展開で引き込まれ、常に危険と隣り合わせな展開で、見ていて緊張感も凄かった。まさに期待を裏切らない作品。これは誰にでも薦められる。

 

灰と幻想のグリムガル

SAO、ダンジョン系など、昨今徐々に増えてきたMMORPG的なアニメは当たりが多く、本作もMMORPGっぽい雰囲気の作品だ。

気がつくと異世界に来ていた主人公たちは、過去の記憶を失っているが、もともと別の世界にいたのではないかと違和感を感じている。そんなところから物語は始まる。つかみはまあまあ。

余ったメンバーで構成されたパーティは、決して強いわけでもなく、きっちりまとまっているわけでもない。

RPGでは雑魚敵であるゴブリンだが、この世界ではゴブリンもそこそこ強く、そして、なにより、主人公たちのパーティは弱かった。

何の戦闘訓練も受けていない若者なのだから、それは当然といえば当然で、主人公のパーティはゴブリンすらまともに倒せず、生活費に困っていた。

戦闘で服は痛み、下着はボロボロ。一着しかないので、寝る前に洗ってノーパンで寝る。当然、服を買うお金はない。

一般的な異世界ファンタジー作品と違い、妙に現実的な設定や、こういったリアルな描写が、自分に置き換えたときにどうするかなど、色々考えさせられると共に、物語に引き込まれていく。

バトルアニメと違い、成長は遅く、地味な戦闘。ゴキブリのようにしぶといゴブリンは倒れても何度も起き上がる。そんなゴブリンの息の根を止めるには、弱っているゴブリンにトドメを刺さなければならない。決して気持ちの良いものではない。主人公たちもためらいながら、生きるために仕方なくやっていた。パーティの女の子は泣いていた。吐いているメンバもいた。

このような描写も実にリアルだ。

どこまでもリアルを追求した異世界ファンタジー。アニメは1クールで、元の世界に戻ることもなく、冒険の途中で終わる。原作は小説らしいのだが、まだ続いているのでぜひ続きを見てみたい作品。

 

Re:ゼロから始める異世界生活

僕だけがいない街もそうだが、最近、タイムリープ系の作品が増えている。どうやら最近の流行らしい。

タイムリープと言えばバック・トゥ・ザ・フューチャーが発祥と思うが、その後もアニメ作品にてタイムリープパラレルワールドを取り入れたSFファンタジー作品はたくさんあり、どれもハイクオリティだった。

最近はアニメの実写ドラマ化、実写映画化も増えている。アニメを低俗なオタク文化としか認識にしていなかった世間がようやくアニメ文化の凄さに気付き、その魅力にすがり始めている。私はそんな風に見る。

 

さて、話を戻し、作品の感想に入ろう。

僕だけがいない街とは違い、こちらはラノベ調の作品。調べてみると、WEB小説が始まりだという。

突如異世界へ迷い込んだ主人公は、一人の少女に出会い、探しものを手伝うことに。しかし、探しものをしている途中、暗闇の中で何者かに襲われ、命を落とす。

そして、気づくと、主人公は初めて異世界へ来た場所で目を覚ます。そして、再び、少女を出会うが、自分のことは覚えていない。そして、再び少女と共に探しものを手伝うが誰かが邪魔をしていてうまくいかず、またしても命を落としてスタート地点へ(これを作品中では「死に戻り」という)。主人公を襲った人物は誰なのか。記憶を保持したまま、何度もやり直し、自分を襲った人物を探す展開。

このようなサスペンス展開で引き込みは十分だが、本作は2クールで、事件を解決する度に死に戻り地点が更新され、どんどん物語が進んでいく。

正直、ここで終われば他のタイムリープモノと同じだが、本作は後半の展開がスゴイ。

恐らくタイムリープモノで、たっぷり時間を使った2クールでここまで作り込まれたシナリオの作品はそうそうない。作者の次回作を見てみたくなる重厚なシナリオの作品。もちろん、これも誰にでも薦められる作品。

 

 

さて、ひとまず5作品の感想を書いたが、長くなってきたので続きはまた次回。

See You.

最近見たアニメ

前回の続き。
結局時間が取れず、またしても一ヶ月空いてしまった。
3月末でぷよクエAC版がサービス終了になることが決まり、今は悔いを残さないようやりこんでいる、そんな状況。
スマホ版は少し離れようと思い、先週のギルイベ不参加を決めたが、ギルメンが健気にプレイしているのがいたたまれず、結局プレイしてしまう。
4月になれば変われる。そう信じたい。


というわけで、アニメの感想を。

 

マギシンドバッドの冒険

2016年4月期開始

商人である主人公が、ダンジョンを攻略して得た王の力を用いて世界統一を目指すバトルファンタジー。
本作品は「マギ」のサイドストーリー。本編である「マギ」は見ていないが、特に違和感なく見れた。
最初は単なるバトルアニメと思われたが、ストーリーが進むに連れ、商人としての商いを中心とした話になっていく。
これはとても珍しいことである。アルスラーン戦記でも少し商人の話があったが、あくまでも少し。ここまでがっつり商人の話を描いた作品は初めてであるため、見ていて非常に新鮮だった。
世界統一というのがキングダムの「中華統一」と似ているが、キングダムでも言われている通り、争いのない国などあり得ないので、どういうラストになるのか気になるところ。
アニメは1クールで終了したが、非常に見応えのなるシナリオだったので、続きを少しコミックスで読んだのだが、あまりのシナリオの急展開っぷりに驚かされた。この先の展開にも目が離せない作品。


ちはやふる

再放送

カルタ(百人一首)を題材とした王道バトル漫画。
主人公の綾瀬千早は、見た目は美人だけど、喋ると台無しの天然娘。
アニメは最初の2~3分で「面白そう」と思わせることが大事で、こういう設定があると先が気になる。少年誌掲載の漫画などはこの手法が非常にうまい。
第一話、千早とアラタがカルタで戦うシーンにおいて、勢い良く取ったカルタが壁に突き刺さるシーンは高揚感あり。
これまで自分が経験したカルタの印象を一変させ、嫌でも今後のバトルを期待してしまう。バトル漫画らしい引き込みである。
アニメは2クールだが、一気に見てしまった。
個人的には学年2位の駒野を勧誘するアイデアが面白いと思った。そして、その駒野が学年1位の太一にジェラシーを感じながらも興味を持って入部し、勉強の要領でカルタの戦略を分析しながら強くなる様子も見ていて面白かった。
現在もコミックスが続いているので、アニメの続きから見ているが、学年が上がって後輩が入部してからも面白く、どんどん対戦レベルも上がっているので目が離せない。


闇芝居(第三期)

2016年1月期開始

紙芝居のように始まるホラー系の短編アニメ。
第二期を見て、ホラーの内容自体はまあ普通の内容だったのだが、紙芝居を読み上げる男が仮面をつけており、エンディングテーマにて、その仮面を取りそうになりつつ、顔が見えないのが非常に気になっていた。
第三期では、仮面の男の過去編があったり、一度放送した話をナレーション付きで再度放送したりと、色々凝った内容だった。


化物語オリジナルマスターバージョン

2016年1月期開始

化物語シリーズの第一期。
内容を覚えていないので、割愛。


プリンス・オブ・ストライド

2016年1月期開始

身体能力の高いキャラクターが、学校や街全体を使ってのリレー競技「ストライド」で戦うスポーツ漫画。
物語の中心人物である、桜井、八神、藤原の3人が、ストライドを行うスト部に入部し、強豪校と戦っていく。
アニメが始まる前、ディザーサイトを見て、設定的に面白そうなので見てみたが、どうも女性キャラが少ないなぁと思ったら女子モノの漫画だった。
とは言え、内容はしっかりしたスポーツ漫画だったので、十分楽しめた。


ハルチカハルタとチカは青春する~

2016年1月期開始

高校に入り、乙女なキュートガールにイメチェンすることを決めたチカだが、まさかの幼馴染ハルタと同じ学校であることが発覚。
という面白い設定がありながら、それをほとんど活かしていない。
そして、吹奏楽部に入ったチカは既に入部していたハルタと共に、依頼者からのミステリーな謎を解決していくことになる。
久々のサスペンス漫画だったが、謎が凝っている上、ラストに感動があるシナリオも多く、蓋を開けてみれば非常に良い作品だった。
個人的には、オープニング映像でドラムを叩いていた少年がなかなか出てこないと思ったら、不登校児で、彼の問題解決後に入部してくる展開が良かった。

 

 

ひとまず、去年見たアニメの感想はここまで。

今年見たアニメは4本あるが、その感想はまた次回。

最近見たアニメ

前回の続き。

と言ってもなかなか時間が取れず、年を越してしまった・・・汗

 

今日も今日とて、午前中はぷよクエAC。帰ってからもビリギャルを見ながらスマートフォン版ぷよクエで王冠クエを周回と、相変わらずのゲーム漬け。

今年は変わりたい。

 

というわけで、アニメの感想を。

 

orange

2016年7月期開始

過去の自分から届いた手紙に書かれた悲惨な未来を知ってしまった主人公が、未来を帰るべく、仲間たちとの絆を深めていく。

 

ディザーサイトを見て、有名スタッフが力を入れて制作したアニメであり、個人的にも時間をテーマにしたアニメは好きなので、期待していたのだが、期待を裏切らない内容だった。

書き出すと本当にキリがないので簡潔に言うと、各シーンにおける登場人物たちの心理描写が秀逸。また、各シーンの演出も見事。

第一話も第二話も引きが弱く、第三話から引きが強くなるスロースターターな作品なのだが、前述した通り、演出面が見事過ぎるので、それだけで引きつけは十分とも言える。テーマがテーマなので序盤から無理に引きつけることはせず、敢えてゆっくり引き込むシナリオに、作者の丁寧さを感じる。

評価は文中に書いた通り。

 

 

アルスラーン戦記 風塵乱舞

2016年7月期開始

アルスラーン戦記の第二期。

皇太子でありながら敵をも気遣う優しさを持つアルスラーンの性格や、エトワールとのやり取りなど、第一期の面白さはそのままに、相変わらず引き込まれる作品。

第一期で消息不明となっていたクバードの登場や、まさかのアンドラゴラス脱走など、まだまだ先が気になるシナリオだが、今回は8話と短めだったので、すぐに見終えてしまった。早く続きが見たい作品。

評価:続編なので「第一期の面白さそのまま」これに尽きる。

 

ルパン三世(新シリーズ)

2015年10月期開始

幼少の頃からテレビで見ていたルパンシリーズの新作が30年振りに登場。

ルパンシリーズはパート1から3はツタヤでビデオを借りて全て見ていた程好きだったので、新シリーズの登場は非常に嬉しく、あの頃のまま楽しく見れた。

しかも、単なる古い作品ではなく、しっかり現代風に作られていたことに驚いた。

ルパンと言えば1話完結で、それは今回も基本変わらないのだが、各話を通じて何度か登場する準レギュラーキャラクターが存在するところが旧シリーズとの大きな違い。

主な準レギュラーキャラクターはレベッカ、ニクス、ダヴィンチの3名だが、3名ともかなり個性的で、シナリオに大きく関わってくる。

また、旧シリーズでは絶対になし得なかった、銭形警部がルパンを逮捕して牢屋に監禁する話があるのだが、これが非常に見応えがあった。その他、次元や五右衛門を主人公とした話もあり、2クール全く飽きさせない充実した内容だった。

評価:古き良きルパンはそのままに、新らしい面白さを加えた新ルパンをぜひご視聴ください。

最近見たアニメ

実に4ヶ月振りの更新。

相変わらずアニメは見続けていたのだが、ぷよクエACに多くの時間を取られ、全く書く暇がなかった。ソシャゲへの熱中は楽しく、これ以上ないくらい日々の充実感が高まるが、他のことが一切出来なくなるのが難点だ。

さて、話を戻そう。

今回は、4ヶ月の間、見終えたアニメの感想を書いていく。12作品もあるので、詳しい内容は覚えていないが、覚えていることを簡単に書いていこうと思う。

 

新妹魔王の契約者BURST

2015年10月期開始

新妹魔王の契約者の第二期。

異世界の魔王を妹として匿う主人公が、異世界の魔の手から妹を守るハーレムラブコメ

ハーレムラブコメにしては、バトルシーンも多く、主人公の能力の設定など、細部も凝っている。だが、この作品の特徴は何と言っても毎回エロシーンがあること。そして、そのエロシーンがToLoveるを遥かに凌駕する程のエグいエロさ、と言うより、本番行為をしてしまっている点にある。

毎回どぎついエロシーンがあるので、常にリモコンを持って音量を下げれる準備をする必要がある。しかも、話によっては30分の中でエロシーンが二度あることもあるので、エロシーンが終わっても安心は出来ない。何と言うか、見るのに疲れる作品である。

評価:凝っている部分は悪くないのだが、全体的にエロとバトルを全面に押し出したシナリオなので、凝っている部分が生きておらず、単調な作品。

 

テラフォーマーズリベンジ

言わずと知れた王道バトル漫画の第二期。

第一期も良かったが、第二期も見応えあり。

仲間の次々の能力が明かされていく点や能力の格付けであるマーズランキングなど、バトル漫画の王道たる惹きつけ要素は十分。

後半は対ゴキブリではなく、政治的な理由による味方同士の殺し合いになるのだが、それでも面白いのはさすが。

ゴキブリの進化がすさまじく、人間側が劣勢なのも見どころ。また、第一期のラストにもあったが、火星から外に出ていないと思われていたゴキブリが既に地球に隠れ住んでいるというのも、先が気になる展開である。

アニメ終了後、続きが気になり、ネカフェで原作を読んでしまった。

評価は言わずもがな。

 

Fate Zero

この作品は第二期であるUBWを先に見たのだが、かなり印象に残っていたアニメであり、第一期が気になっていたのだが、ちょうど再放送をやっていたので視聴。

ストーリーは、魔術協会から選ばれた7人の魔術師が、過去の時代を生きた英雄の霊を召喚し、その英霊と共に、何でも願いが叶うとされている「聖杯」をかけて戦うバトルファンタジー。

第一期は4、5年前の作品だが、グラフィックや演出は、今の作品と遜色ない、と言うより、今の作品と比べてもかなり良い方だ。

7人の魔術師の個性が強く、魔術師と英霊のやり取りは見ていて面白い。特に、言峰綺礼アーサー王のやりとりはニッチで癖のある演出だっただけに驚いた。

衛宮切嗣の過去編や、聖杯入手後の演出も見応えがあった。

高いグラフィックと演出力を用いて、ニッチで個性的な要素をふんだんに使った作品。まあ既にある程度の実績があるからこそ出来ることだと思うが、個人的には高く評価したい。

評価:今年見た中で言えば、アクエリオンロゴス蒼穹のファフナーなどにも言えるが、力のあるスタッフがアニメ化しただけあって、非常に重厚感のある作品。劇場版もぜひ見てみたい。

 

簡単にと言いつつ、やはり書き出すと長くなってしまう。だいぶ長くなったので続きはまた次回。

最近見たアニメ

ヤング・ブラック・ジャック

2015年10月期
言わずと知れた天才外科医の物語「ブラックジャック」の過去編。
本家ブラックジャックは見たことがなかったのだが、さすが名作の過去編だけあり、見応えは十分だった。
数々の窮地を乗り越えながら、困難なオペをいとも簡単に成功させる様は見ていて爽快。
終盤、ドクター・キリコとタッグを組んでのオペは特に引き込まれた。
本家もぜひ見てみたい作品。

評価:A(常に命の危険を伴うハラハラしたストーリー、天才主人公の華麗なオペ)

ノラガミ第二期

2015年10月期
2014年1月期にやっていたノラガミの続編。
第一期の出来が非常に良く、その後、続きが気になってコミックスを読んでいた程。
そのため、第二期は内容が分かっていた上で見たのだが、アニメで見るとまた面白い。
前半は毘沙門天、後半は恵比寿が中心の話だったが、どちらも、微妙なバランスで成り立っている神と神器の関係性をうまく描いたストーリーに、どんどん引き込まれていく。
第一期の回想が一切なく、ひよりの幽体離脱の説明なども一切なしと、第一期を見ていないとついていけない内容になっているのは少し驚いた。
尺をギリギリまで使って表現しようとストイックになったのかも知れない。
第一期からしばらく期間が空いていたのは、グッズ等があまり売れなかったためだろう。
しかし、期間を空けて第二期をやったのは、人気が出ているために他ならない。
ようやく世間が面白さに気付いた、実力のある作品。

評価:A(文中で述べたが、何とも言えない引き込みの強いストーリー)

終物語

2015年10月期
言わずと知れた西尾維新物語シリーズファイナルシーズン。
物語シリーズは、一言で言えば、癖の強い濃厚なサスペンス。
これまでのシリーズは、キャラクターの魅力と掛け合い、掴みどころのない不思議なストーリーを中心に展開されていたように思うが、今回の終物語は、完全にサスペンス中心の内容だった。
そのため、常に先が気になる不思議調なストーリーに終始引き込まれたまま、楽しんで見れた。
原作はまだ全部読んではいないが、アニメと比較すると思っている以上にかなり省略されており、もはや別物と言っても良いくらい。
なので、ここではあくまでアニメ本編の評価に留めることとする。

評価:A(癖の強い濃厚なサスペンス)

ToLoveるダークネス2nd

2015年7月期
言わずと知れたToLoveるシリーズの続編。
なんか人気シリーズの続編ばかり見ていることに気づく。

ToLoveるは、初期、もっと、ダークネスと続き、今回が第四期にあたるわけだが、女性キャラの魅力はかなり出し尽くした感があり、また、ハーレムラブコメラッキースケベの描写は大分完成されていて、面白いと言うよりは、冷静に芸術品を見ているような印象。ストーリーはかなりシリアス路線で、最終的に金色の闇を救う内容となるのだが、なんと1クールで終わったものの次回予告があり、二ヶ月後くらいに特番で続きをやるという異例の形式だった。
リアルタイムで見ていないので当然そんなことには気づかず、結局、1クールの分しか見ていない。
エロの描写はさすがの一言だが、第三期の評価と同様に、ハーレムラブコメとしては、第一期から第二期のほうが新鮮で面白かった。安定期に入った長寿アニメなので高い評価はしづらいところ。

評価:B(安定したハーレムラブコメ要素)

俺がお嬢様学校に庶民サンプルとしてゲッツされた件

2015年10月期
ラノベ原作のハーレムラブコメ作品。
とある理由でお嬢様学校へ転校した主人公が、世間を知らないお嬢様たちに、庶民の暮らしをレクチャーしたり、文化を体験してもらうという内容。
主人公を取りまく4人のお嬢様が非常に個性的で、主人公とのやり取りが面白く、ハーレムラブコメ要素や、異世界モノではお決まりの、カルチャーショック的な王道展開など、楽しめる要素が多い。
原作は1巻発売当時からずっと買っており、ラノベの中でもかなり面白い作品なので、いつかはアニメすると思っていた。
とは言え、絶対選択肢同様、ギャグ路線が強い、無理やり1クールに収めた低クオリティな作品になっていしまっている。

ラノベは、SAOや魔法科高校の劣等生など、有名な作品でない限り、アニメ化してもクオリティが低くなってしまうのが残念なところ。
それでも、全体的に原作のイメージを壊さず、見ていて面白かったのは、原作のクオリティが高かったからだと思う。
また、九条みゆきの秘密など、しっかりと伏線を残しているのも良い。気になった人が原作を読んでくれれば嬉しいと思う。
評価はもちろんアニメ本編の評価なのでB。ちなみに原作は文句なしのA評価だ。

評価:B(ハーレムラブコメ要素、カルチャーショック的王道要素)

学戦都市アスタリスク

2015年10月期/2016年4月期
ラノベ原作のハーレムラブコメ作品。
書店のラノベコーナーで目立つ位置に並べられ、よく目にしていたタイトル。
人気があるだけに、グラッフィック、内容ともにアニメの完成度が高く、分割2クールでボリュームも十分。
ラノベからのアニメ化は当たり外れがあるが、本作品は間違いなく当たりだろう。

ハーレムラブコメ作品とは言ったが、ハーレムラブコメ要素はそこまで多くなく、メインは学園モノであり、その中で決闘を申し込まれたり、大会に出場してのバトルシーンが見どころとなる。
学園には学園内の序列があり、バトル漫画の王道をしっかり押さえている。
しかも、第一話でいきなり序列表が出て、一位は見えないものの、二位が主人公がよく知る人物であることが分かるという粋な演出。
序列一位のキャラも割とすぐに登場したのには驚いたが、他の学園にさらに強い生徒がいたりするので、出し惜しみは必要ないのだろう。
2クール目は他学園の生徒も交えての大会。主人公のリミッターが解除され、強力な力で敵を倒す様は見ていて爽快。主人公の姉の存在が見え隠れする伏線もチラホラ出て、ストーリーの引き込みは十分。
大会はもちろん主人公が制することになるが、ラストはまだまだ先と思われていた姉とのまさかの再開。
そして、更に強力なライバルや、新たなる大会への出場を決めたところで終わる。
続きが気になるので原作を読んでみたい。

評価:A(ストーリー引き込み、バトル漫画の王道要素、綺麗なグラフィック、伏線)

蒼穹のファフナーEXODUS

2015年1月期/2015年10月期
突如、日本に現れた未確認生物から人類を守るべく、人型兵器に乗って戦うロボットアクション作品。
どこか無限のリヴァイアスを思い出す絵のタッチが好みだったので見てみた。

第一話のAパートはいきなり回想シーン。未確認生物に襲われ撃退するも、圧倒的な力の前に絶望する。
そして、Bパートは平和な数年後を描き、終盤で過去に出てきた敵が襲来するという構成。
一見して良く出来ている構成だが、いきなり回想シーンから始まるのは分かりにくい。
また、キャラの顔が似過ぎていて判別しづらく、そもそも、各キャラクターを印象付けるストーリーになっていないため、全く話が頭に入ってこない。
AパートのBGMはピアノ曲を使用。四月は君の嘘で使われていたクラシック曲だったのだが、エヴァンゲリオンの前例があるので、少々胡散臭い印象。物語全般的に、意味深な表現が多く、なにか深いことを伝えようとしている感じがあるのだが、それらが余計に胡散臭い印象を強めている。
そのため、正直序盤の引きは弱い。
しかし、新パイロットの追加と、迫力のある戦闘シーンにより、5話くらいから引きが強くなってくる。
本作品は分割2クールなのだが、分割2クールの作品はスロースタートな作品が多い。
終盤は、真壁一騎皆城総士の圧倒的な戦闘能力や、カノンによるリアルな未来予知
そして、パイロットが的になぶり殺される残虐なシーンなど、インパクトの強い見応えのあるシーンが続く。
さすがにこの時点はかなり引き込まれており、2クール目は楽しんで見れた。

序盤に説明不足な印象が強く、2クール目に新登場した人物を見て、みんなが「おかえり」と言っていたことなど、まるで前作があるような表現が多々あったが、調べてみると12年前に第一期が放送されていたらしい。これで全てに納得がいった。
12年前の2004年と言えば、創聖のアクエリオン蟲師がやっていた頃、どうやらアニメの黄金期だったらしい。その後、劇場版も作られたらしく、かなりのビックタイトルだったようだ。

昨今のアニメにはない強烈なインパクトのある作品だったので、ぜひ、前作や劇場版も見てみたい。

評価:A(ハッピーエンドが見えない絶望感のあるストーリー、綺麗なグラフィック、迫力のある戦闘シーン、残虐なシーン)

最近見た映画

ファインディング・ニモファインディング・ドリー

ファインディング・ドリーを見に行く予定があったので、テレビ放送を録画しておいたファインディング・ニモを見てから視聴。

ディズニー映画は最近「ズートピア」を見たばかりだが、相変わらずグラフィックが綺麗で、ストーリーも引き込みが強く完成度が高い。

 

ニモは、父親がはぐれた子供を探しに行くストーリーだが、道中に出会った仲間と共にピンチをくぐり抜けながら進んでいくシーンや、なかなか居場所が分からず、スレ違いになりそうなシーンなど、「ロミオの青い空」や「家なき子レミ」などのハウス食品アニメにあるような、感情移入しやすく、ストーリーに入り込みやすい構成となっている。ラストも感動的で、捕まっている魚たちが全員海に帰るハッピーエンドはさすがディズニー映画といったところ。

 

評価:A(文中で述べた通り)